深海探査艇「しんかい6500」を手のひらに!
日本の深海探査技術の粋を集めた無人探査艇「しんかい6500」。その精巧な姿を、ハセガワの1/72スケールプラモデルで再現できるのが、こちらのキットです。
商品概要
- 商品名: ハセガワ 1/72 しんかい 6500 プラモデル SW01
- スケール: 1/72
- メーカー: ハセガワ
- 発売日: 2011年12月25日
- 価格: 1,536円(2024年5月15日現在)
このキットは、組み立てが必要なプラモデルです。ニッパーや接着剤などの工具は別途ご用意ください。
組み立ての感想
私がこのキットに初めて触れたのは、子供の頃にテレビで「しんかい6500」の活躍を見た時でした。あの時の感動を再び味わいたいと思い、購入に至りました。
組み立ては、パーツ数がそれほど多くないので、プラモデル初心者の方でも比較的簡単に挑戦できると思います。ただし、細部まで精密に作り込まれているので、丁寧に作業を進めることをおすすめします。
特に、球体の船体部分の組み立ては少し難易度が高いかもしれません。パーツ同士の合わせ目をしっかりと消すことで、よりリアルな仕上がりになります。
塗装は、説明書に記載されている色番号を参考に、自分なりにアレンジしてみました。深海の暗い環境を表現するために、全体的に少し暗めの色合いにしています。
周辺のプラモデルとの比較
深海探査艇のプラモデルは、あまり種類が多くありません。ハセガワ以外にも、いくつかのメーカーから類似のキットが販売されていますが、細部の作り込みやパーツの合いなど、総合的に見てハセガワのキットが最も優れていると感じました。
例えば、Aoshimaの「1/72 潜水調査船 かいきゅう」は、比較的安価に入手できますが、パーツの精度や塗装の仕上がりは、ハセガワのキットに劣ります。
また、タミヤの「1/350 潜水艦 蒼龍」は、スケールが異なるため、比較対象にはなりませんが、タミヤのキットも非常に高品質です。
このプラモデルの魅力
このプラモデルの最大の魅力は、やはり「しんかい6500」のリアルな再現度です。細部までこだわり抜かれた設計により、本物の探査艇のような迫力を感じることができます。
また、組み立てる過程も非常に楽しいです。パーツを一つ一つ組み合わせていくことで、完成形が徐々に明らかになっていく様子は、まるで自分が探査艇を建造しているかのような感覚を味わえます。
完成したプラモデルは、コレクションとして飾るだけでなく、子供たちの科学教育にも役立ちます。深海探査の仕組みや、日本の最先端技術について学ぶきっかけになるでしょう。
メリットとデメリット
メリット:
- 高い再現度で「しんかい6500」の魅力を堪能できる
- プラモデル初心者でも比較的簡単に組み立てられる
- 科学教育にも役立つ
デメリット:
- 別途、工具や塗料が必要
- 球体の船体部分の組み立てが少し難しい
まとめ
ハセガワの1/72 しんかい6500 プラモデルは、深海探査のロマンを味わえる、魅力的なキットです。組み立ての楽しさはもちろん、完成したプラモデルは、コレクションとしても、教育用としても、長く愛用できるでしょう。
