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発表会で差をつける!ピアノの先生1000人が選んだ「先生と生徒のためのピアノ作品集」レビュー

ピアノの発表会、何を弾こうか悩むのは先生も生徒も同じですよね。そんな悩みを解決してくれるのが、ヤマハから発売されている「先生と生徒のためのピアノ作品集 ピアノの先生1000人が選んだ 発表会で弾く名曲30」です。

この楽譜集は、まさに「発表会向け」に厳選された30曲が収録されています。定番曲から少し珍しい曲まで幅広く、生徒のレベルや好みに合わせて選曲できるのが魅力です。先生も生徒も一緒に楽しめる、そんな選曲が揃っています。

この楽譜集の特長

  • 先生と生徒の双方に嬉しい選曲: 発表会で聴きたい、弾きたいという要望に応える、人気の曲が満載です。
  • レベルに合わせたアレンジ: 初級から上級まで、幅広いレベルの生徒に対応できるよう、アレンジが工夫されています。
  • 演奏会での効果を考えた構成: 曲順や全体の構成も、演奏会での流れを意識して組み立てられています。
  • ヤマハの品質: 楽譜の印刷も美しく、見やすいレイアウトで練習が捗ります。

競合楽譜との比較

発表会向けのピアノ楽譜集は他にもたくさんありますが、「先生と生徒のためのピアノ作品集」は、先生方の意見を参考に選曲されている点が大きな特徴です。例えば、カワイの「グレード別 ピアノ曲集」は、レベル別に曲が分類されているため、生徒のレベルアップに合わせた選曲がしやすいですが、発表会という特定の目的を意識した選曲ではありません。また、ヤマハ以外の出版社から出ている発表会向け楽譜集は、選曲の幅が狭い場合もあります。

実際に使ってみた感想

実際に生徒さんにこの楽譜集を使ってもらったところ、生徒のモチベーションが格段に上がりました。普段練習している曲とは違う、少し難しい曲に挑戦することで、生徒の演奏技術が向上しただけでなく、音楽に対する興味も深まったように感じます。先生である私も、生徒に合った曲を選びやすいため、大変助かっています。

難易度も幅広く、初心者でも取り組みやすいようにアレンジされている曲もあれば、上級者でもやりがいを感じられるような難しい曲もあります。生徒のレベルに合わせて選曲できるので、発表会に向けて効果的な練習ができます。

メリットとデメリット

メリット:

  • 発表会で使える曲が豊富
  • レベルに合わせたアレンジがされている
  • 生徒のモチベーションアップにつながる
  • 先生の選曲の手間を省ける

デメリット:

  • 収録曲が30曲と、他の楽譜集に比べて少ない
  • 先生と生徒でシェアすることを想定しているため、複数冊購入する必要がある場合がある

まとめ

「先生と生徒のためのピアノ作品集 ピアノの先生1000人が選んだ 発表会で弾く名曲30」は、ピアノの発表会に向けて、先生と生徒が一緒に選曲・練習できる、素晴らしい楽譜集です。発表会で何を弾こうか悩んでいる方は、ぜひ一度手に取ってみてください。