Behringer EDGE レビュー:パーカッションシンセの常識を覆す一台
新しい音楽制作の刺激を探しているミュージシャンやサウンドデザイナーの皆さん、Behringerの最新シンセサイザー「EDGE」に注目してください。EDGEは、アナログセミモジュラーパーカッションシンセサイザーであり、そのユニークなサウンドと柔軟な操作性で、あなたの音楽制作に新たなインスピレーションをもたらしてくれるはずです。シーケンサー内蔵で、MIDI/USB MIDIにも対応しており、現代的な音楽制作環境にもシームレスに統合できます。
EDGEの主な特徴
- ファットでパーカッシブなサウンド: 往年のVCOおよびVCF設計に基づいたアナログシグナルパスが、力強く、存在感のあるサウンドを生み出します。単なる電子音ではなく、どこか温かみのある、有機的な響きが特徴です。
- デュアル8-STEPシーケンサー: ピッチとベロシティをコントロールできるシーケンサーが内蔵されており、複雑なリズムパターンを簡単に作成できます。これにより、単調なループに陥ることなく、常に変化に富んだ音楽表現が可能になります。
- マルチモードフィルター: ローパス、ハイパス、ノイズMODを搭載した24dBラダーフィルターにより、サウンドの質感を細かく調整できます。これにより、様々なジャンルの音楽に対応できる、幅広い表現力を持つシンセサイザーとして活用できます。
- セミモジュラー設計: パッチングの必要なく、すぐに演奏を開始できます。しかし、15 x 10 I/Oマトリクスを介した柔軟なパッチングオプションも用意されており、より深くサウンドを追求したいユーザーにも最適です。
実際に使ってみて
実際にEDGEを触ってみて驚いたのは、その直感的な操作性です。セミモジュラーシンセサイザーというと、複雑なパッチングが必要で、初心者にはハードルが高いイメージがありますが、EDGEは必要最低限のコントロールがパネルに配置されており、すぐに音作りを始めることができます。
また、シーケンサーの使い勝手も抜群です。ステップごとにピッチとベロシティを調整できるため、非常に細かなニュアンスを表現できます。内蔵のプリセット音源も豊富で、様々なジャンルの音楽制作に活用できます。
競合製品との比較
パーカッションシンセサイザーの分野では、ArturiaのDrumBruteやKorgのVolca Beatsなどが競合製品として挙げられます。DrumBruteは、より多くのドラムサウンドを内蔵していますが、EDGEの方がアナログサウンドの質は上回っていると感じました。Volca Beatsは、コンパクトで持ち運びやすいというメリットがありますが、EDGEの方が操作性と拡張性に優れています。
特に、EDGEのセミモジュラー設計は、他の製品にはない大きな魅力です。パッチングを駆使することで、無限の可能性を秘めたサウンドを作り出すことができます。
メリットとデメリット
メリット:
- アナログサウンドの温かみと力強さ
- 直感的な操作性
- シーケンサーによる多様なリズムパターン
- 柔軟なパッチングオプション
- MIDI/USB MIDI対応
デメリット:
- 価格がやや高め
- 電源アダプターが必要
まとめ
Behringer EDGEは、アナログシンセの新たな可能性を切り開く、革新的なパーカッションシンセサイザーです。そのユニークなサウンドと柔軟な操作性で、あなたの音楽制作に新たなインスピレーションをもたらしてくれるはずです。ぜひ一度、EDGEを手に取って、その魅力的なサウンドを体験してみてください。
