BOSS Blues Driver BD-2 レビュー:ブルースを愛するギタリストに捧ぐ、伝説的オーバードライブペダル
ギターを弾くのが好きな皆さん、特にブルースを愛するギタリストの皆さん、こんにちは!今回は、BOSSのブルースドライバーBD-2について、徹底的にレビューしていきます。
BOSSのブルースドライバーBD-2は、1983年の発売以来、多くのプロギタリストに愛用されてきた、まさに伝説的なオーバードライブペダルです。その特徴的なサウンドは、「暖かく、自然で、透明感のあるオーバードライブ」と表現されることが多く、ギター本来の音色を活かしながら、深みと太さを加えることができます。
BD-2の魅力とは?
BD-2の魅力は、なんといってもそのサウンドです。真空管アンプのオーバードライブを再現したような、滑らかで自然な歪みが特徴です。単音でのリードプレイはもちろんのこと、コードを弾いた際の分離感も抜群で、ブルースだけでなく、ロック、ファンク、ジャズなど、様々なジャンルで活躍することができます。
- 自然な歪み: 真空管アンプのような、暖かく自然なオーバードライブサウンドを実現。
- 透明感のあるサウンド: ギター本来の音色を損なわず、深みと太さを加える。
- 幅広いジャンルに対応: ブルースはもちろん、ロック、ファンク、ジャズなど、様々なジャンルで活躍。
- コンパクトなサイズ: 持ち運びにも便利で、自宅練習からライブまで、様々なシーンで活躍。
他のオーバードライブペダルとの比較
オーバードライブペダルは、様々なメーカーから多くの種類が発売されています。BD-2と比較されることの多いペダルとしては、IbanezのTube Screamer TS9や、MXRのOverdriveなどが挙げられます。
- Ibanez Tube Screamer TS9: TS9は、ミッドブーストが特徴的なオーバードライブペダルです。BD-2と比較すると、より太く、前に押し出すようなサウンドになります。ソロプレイなど、音を際立たせたい場合に適しています。
- MXR Overdrive: MXRのOverdriveは、BD-2よりもさらに歪みが強く、アグレッシブなサウンドが特徴です。ハードロックやメタルなど、激しい音楽を演奏したい場合に適しています。
BD-2は、これらのペダルと比較して、より自然で、透明感のあるサウンドが特徴です。ギターの音色を活かしながら、深みと太さを加えたい場合に最適なペダルと言えるでしょう。
実際に使ってみた感想
実際にBD-2を使ってみて、まず驚いたのは、その操作性の良さです。Tone、Level、Gainの3つのノブだけで、簡単に自分の好みのサウンドを作り出すことができます。また、BD-2は、ギターのボリュームノブとの相性も抜群で、ギターのボリュームを絞るとクリーンなサウンドになり、ボリュームを上げるとオーバードライブサウンドになる、というように、ダイナミックな表現が可能です。
自宅での練習では、アンプのクリーンチャンネルに接続して、BD-2でオーバードライブサウンドを作り出すことで、より本格的なブルースを演奏することができます。また、ライブでは、アンプのオーバードライブチャンネルに接続して、BD-2でさらに歪みを加えることで、よりパワフルなサウンドを作り出すことができます。
BD-2のデメリット
BD-2は、非常に優れたオーバードライブペダルですが、いくつかデメリットも存在します。
- 電源が必要: 6P電池1個、またはACアダプター(PSA-1)が必要です。ACアダプターは別売りです。
- 価格: 比較的高価な部類に入ります。
これらのデメリットを考慮しても、BD-2は、ブルースを愛するギタリストにとって、絶対に持っておきたいペダルの一つと言えるでしょう。
