タミヤ 1/350 アメリカ海軍 駆逐艦 DD445 フレッチャー プラモデル レビュー
タミヤの1/350艦船シリーズ、そのラインナップの中でも人気の高いフレッチャー級駆逐艦のプラモデルです。第二次世界大戦から朝鮮戦争まで、アメリカ海軍を支えた重要な駆逐艦を、細部まで再現したキットは、プラモデルファンならずとも所有したくなる魅力にあふれています。
商品概要
- 商品名: タミヤ(TAMIYA) 1/350 艦船シリーズ No.12 アメリカ海軍 駆逐艦 DD445 フレッチャー プラモデル 78012
- スケール: 1/350
- メーカー: タミヤ
- 発売日: 1996年8月8日
- 特徴: 組み立て、塗装が必要なプラモデル。別売りの工具、塗料等が必要です。
組み立ての感想
パーツの合いは非常に良く、ゲート跡の処理も比較的容易です。ただ、細部まで作り込まれているため、パーツ数もそれなりにあり、ある程度のプラモデル製作経験がある方におすすめです。説明書も非常に丁寧で、初めて1/350スケールの艦船プラモデルに挑戦する方でも、比較的スムーズに組み立てられると思います。
特に注目したいのは、艦橋構造物の精密さです。レーダーや各種アンテナ、銃塔など、細部までリアルに再現されており、完成後の見応えは抜群です。また、船体下部のスクリューや舵なども、しっかりと作り込まれています。
塗装のポイント
フレッチャー級駆逐艦は、様々な迷彩パターンが存在します。タミヤの塗装ガイドを参考に、自分好みの迷彩を施すのも楽しいでしょう。私は、当時の写真などを参考に、少し汚し塗装を施してみました。
特に、喫水線部分や、煙突周りなどにスミ入れを行い、ウェザリングパウダーで汚しを表現することで、よりリアルな雰囲気を出すことができます。
他の艦船プラモデルとの比較
同じ1/350スケールの艦船プラモデルとしては、例えばアオシマの「日本海軍 戦艦 三笠」などがあります。アオシマのキットは、比較的安価で手軽に始められるのが魅力ですが、タミヤのフレッチャー級駆逐艦に比べると、パーツの合いやディテールの精密さでは一歩劣ります。
また、ハセガワの艦船プラモデルも人気がありますが、タミヤのキットは、初心者から上級者まで、幅広い層のモデラーに対応できるバランスの良さが特徴です。
メリットとデメリット
メリット:
- ディテールの精密さ
- パーツの合いの良さ
- 丁寧な説明書
- 完成後の見応え
デメリット:
- パーツ数が多く、組み立てに時間がかかる
- 別途、工具、塗料が必要
- 価格がやや高め
まとめ
タミヤの1/350 フレッチャー級駆逐艦 プラモデルは、その精密なディテールと組み立てやすさから、艦船プラモデルファンにはたまらない一品です。少し価格は張りますが、完成した時の達成感は格別です。ぜひ、あなたのコレクションに加えてみてください。
