VOX Pathfinder 10:初心者から中級者まで満足できる1台
ギターを始めたばかりの方や、自宅で手軽に練習したい方にとって、アンプ選びは重要なポイントですよね。数あるアンプの中でも、VOXのPathfinder 10は、そのコンパクトさとパワフルなサウンドで、長年愛されている定番モデルです。私も実際に使ってみましたが、その使いやすさと音質の良さに驚きました。
Pathfinder 10の主な特徴
- VOX伝統のサウンド: Pathfinderシリーズは、VOXの定番アンプであるAC30のサウンドを継承しており、あの独特のブリティッシュサウンドを手軽に楽しめます。
- コンパクト設計: 幅380mm、奥行170mm、高さ260mmと非常にコンパクトで、狭い部屋でも場所を取りません。
- クリーン/オーバードライブ切り替え: クリーンなサウンドから、歪んだオーバードライブサウンドまで、幅広い音作りが可能です。
- シンプル操作: チャンネル切り替え、ゲイン、トレブル、ミドル、ベース、ボリュームの5つのコントロールだけで、簡単に音作りができます。
- ヘッドホン端子: 夜間や近隣への配慮が必要な場合でも、ヘッドホンを使って練習できます。
実際に使ってみた感想
Pathfinder 10は、10Wという出力ながら、十分な音量を確保できます。自宅での練習では、ボリュームを上げすぎることなく、快適にギターを弾くことができます。クリーンチャンネルは、透明感のあるクリアなサウンドで、コード弾きやアルペジオに最適です。オーバードライブチャンネルは、程よい歪みで、ロックやブルースなどのジャンルにも対応できます。
特に気に入ったのは、その音質のバランスの良さです。低音から高音まで、それぞれの帯域がしっかりと聞こえ、奥行きのあるサウンドを実現しています。また、コンパクトながらも、ギターの個性をしっかりと引き出してくれるので、自分のギターの新たな魅力を発見できるかもしれません。
競合製品との比較
自宅練習用の小型アンプとしては、Fender Mustang LT25やRoland Cube Mini Amplifierなどが人気です。
- Fender Mustang LT25: Pathfinder 10よりも多機能で、様々なプリセットサウンドを内蔵しています。しかし、その分操作が複雑になることもあります。価格もPathfinder 10よりも高めです。
- Roland Cube Mini Amplifier: Pathfinder 10よりもさらにコンパクトで、持ち運びにも便利です。しかし、音質はPathfinder 10に比べてやや単調に感じられます。
これらのアンプと比較して、Pathfinder 10は、シンプル操作でありながら、VOX伝統のサウンドを手軽に楽しめるという点で優れています。
メリットとデメリット
メリット:
- コンパクトで持ち運びが簡単
- VOX伝統のサウンドを手軽に楽しめる
- クリーン/オーバードライブ切り替えが可能
- シンプル操作で音作りがしやすい
- ヘッドホン端子付き
デメリット:
- 多機能なアンプに比べると、機能は少なめ
- 本格的なバンド練習には、出力が足りない場合がある
まとめ
VOX Pathfinder 10は、自宅練習に最適なコンパクトギターアンプです。VOX伝統のサウンドを手軽に楽しみたい方、シンプル操作で音作りをしたい方、狭い部屋でも練習したい方におすすめです。ぜひ、Pathfinder 10で、ギターの練習を始めてみませんか?
